建築設備配管の合成ゴム製品の劣化

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設備と管理という本から抜粋します

 建築設備では管継手、バルブなどの止水箇所に合成ゴムを装着した製品が市場で出回っている

 調査分析から得られた合成ゴムの劣化発生要因について報告する

(1)残留塩素による劣化

   高濃度では硬化劣化、低濃度では軟化劣化

(2)金属イオンによる劣化

   特に銅は合成ゴムと接触するだけで劣化が進行する

(3)熱による劣化

(4)光による劣化

   紫外線に曝されいる合成ゴムには劣化が生じる

(5)オゾンによる劣化

   微小なクラックを合成ゴム表面に発生させる

耐久性に関する検討(交換時期の目安)

給水系統  おおよそ20年で老化防止剤の残留率が30%

給湯系統  おおよそ9年で老化防止剤の残留率が30%





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